タイ 交通ルールとレンタカー利用のポイント

タイでレンタカーを利用する際は、日本と同じ左側通行・右ハンドルですが、交通量が多く、バイクが頻繁に行き交うため周囲への注意が必要です。国際運転免許証を携行し、保険内容や給油方法、高速道路料金の支払い方法も事前に確認しておくと安心です。時間に余裕を持って、安全運転を心がけましょう。

基本的な交通ルール

1.左側通行・右ハンドル

日本と同じ左側通行・右ハンドルなので、運転感覚は比較的つかみやすい国です。ただし、交通量が多く、バイクや車線変更の多い地域もあるため、周囲の車やバイクの動きに注意しながら運転しましょう。

2.信号や標識を必ず確認しましょう

交差点では信号に従って通行します。地域によっては右左折専用レーンや右折専用信号が設けられている場合もあるため、標識や路面表示を確認しながら走行しましょう。

3.横断歩道では歩行者を優先しましょう

横断歩道では歩行者が優先です。ただし、歩行者やバイク、自転車などが予想外の動きをすることもあるため、速度を落として周囲をよく確認しましょう。

4.バイクが非常に多く走行しています

タイではバイクが主要な交通手段となっており、車の左右から追い越してきたり、車線の間を走行したりすることがあります。右左折や車線変更をする際は、ミラーだけでなく目視でも安全を確認しましょう。

5.速度表示は「km/h」

タイの速度表示は日本と同じキロメートル(km/h)です。

<一般的な制限速度の目安>

  • 市街地:約50〜80km/h
  • 郊外:約90km/h
  • 高速道路:120km/h(一部区間)

制限速度は道路によって異なるため、標識を確認しながら運転しましょう。

子どもや同乗者に関するルール

1.シートベルトは全席で着用しましょう

運転席・助手席はもちろん、後部座席でもシートベルトの着用が義務付けられています。出発前に全員が正しく着用していることを確認しましょう。

2.小さなお子さまにはチャイルドシートを

法律上の運用は日本ほど厳しくありませんが、安全のため、小さなお子さまには年齢や体格に合ったチャイルドシートやジュニアシートを利用することをおすすめします。

運転中の注意事項と防犯対策

1.スマートフォンの操作は運転前に

運転中にスマートフォンを手で持って操作することは禁止されています。ナビを利用する場合は、スマートフォンホルダーなどに固定し、安全に使用しましょう。

2.車内に荷物を置いたままにしないようにしましょう

観光地やショッピングモールでは車上荒らしが発生することがあります。バッグや貴重品は外から見えないようトランクへ収納し、車を離れる際は貴重品を持ち歩くと安心です。

3.飲酒運転は厳しく取り締まられています

タイでは飲酒運転に対する取り締まりが厳しく行われています。観光地周辺では検問が実施されることもあるため、お酒を飲んだ場合は運転を控えましょう。

4.夜間の運転は慎重に

地方では街灯が少ない道路も多く、歩行者やバイク、野犬などが突然現れることがあります。夜間は速度を控えめにし、十分注意して運転しましょう。

レンタカー手続きのチェックポイント

1.必要な持ち物を確認しましょう

レンタカーの貸出時には、

  • 日本の運転免許証
  • 国際運転免許証
  • パスポート
  • クレジットカード

が必要です。

タイでは、日本の運転免許証だけでは運転できません。国際運転免許証(1949年ジュネーブ条約様式)を必ず持参しましょう。

2.ETC(M-Pass・Easy Pass)対応を確認しましょう

バンコク周辺の高速道路では電子料金収受システム(Easy Pass・M-Pass)が導入されています。

3.保険内容は出発前に確認を

レンタカーを借りる際は、車両補償(CDW)や対人・対物補償、ロードサービスなどの補償内容を確認しておきましょう。万が一の事故やトラブルに備え、十分な補償が付いたプランを選ぶと安心です。

4.給油方式を確認しましょう

タイではフルサービス式のガソリンスタンドが一般的です。スタッフが給油を行ってくれるため、油種を伝えるだけで利用できます。

ガソリンは「Gasohol(ガソホール)」と呼ばれるエタノール混合燃料が一般的です。レンタカー会社から指定された油種を確認して給油しましょう。

5.渋滞に注意しましょう

バンコク市内は世界有数の渋滞都市として知られています。移動時間はナビの表示より長くなることも多いため、時間に余裕を持って出発しましょう。

6.Uターンレーンを利用することがあります

タイでは中央分離帯のある道路でも、指定されたUターンポイントで方向転換することが一般的です。右折したい場合でも、一度直進してUターンして戻るルートを案内されることがあります。ナビの案内に従って落ち着いて走行しましょう。

タイでは「Gasohol(ガソホール)」が一般的です

タイのガソリンスタンドでは、「Gasohol(ガソホール)」と呼ばれるエタノールを混ぜたガソリンが主流です。日本とは油種の表示が異なるため、初めて利用する方は戸惑うかもしれません。

貸出時に指定された油種を必ず給油しましょう。一般的にはGasohol 91またはGasohol 95が指定されます。油種が分からない場合は、貸出時に確認しておくと安心です。

主な油種

表示内容
Gasohol 91レギュラーガソリン相当
Gasohol 95ハイオクガソリン相当(多くのレンタカーで指定されます)
Dieselディーゼル車用

※レンタカーの給油口や車内に指定油種のステッカーが貼られている場合があります。不明な場合は、貸出時に確認しておくと安心です。

給油はスタッフが行ってくれます

タイではフルサービス式のガソリンスタンドが一般的です。給油機の前に車を停めたら、スタッフへ指定された油種を伝えるだけで給油してもらえます。

給油後は現金またはクレジットカードで支払います。スタッフが窓拭きなどのサービスを行うこともあります。

高速道路では「Easy Pass」レーンに注意しましょう

バンコク周辺の高速道路には、「Easy Pass(イージーパス)」という電子料金収受システムが導入されています。

料金所には「Easy Pass」専用レーンと、現金などで支払う一般レーンがあります。

Easy Pass搭載車の場合

レンタカーにEasy Passの車載器が搭載されている場合は、「Easy Pass」レーンをそのまま通過できます。

通行料金はレンタカー会社の規定に従って、返却時または後日まとめて精算されます。精算方法はレンタカー会社によって異なるため、貸出時に確認しておくと安心です。

Easy Passが付いていない場合

車載器が搭載されていない車両では、一般レーンを利用し、その場で現金などで通行料金を支払います。

誤ってEasy Pass専用レーンへ進入するとトラブルになる場合があるため、料金所では案内標識を確認して走行しましょう。

高速道路料金はそれほど高額ではありません

バンコク周辺の高速道路料金は比較的リーズナブルで、区間によって異なりますが、一般的には20〜100バーツ程度です。空港へのアクセスや渋滞回避のために利用すると便利です。