ポルトガルの交通ルールとレンタカー利用のポイント
ポルトガルは高速道路が整備されており、美しい海岸線や歴史ある街並みを自由に巡れる、レンタカー旅行にぴったりの国です。
日本と異なる右側通行やラウンドアバウト、高速道路の電子料金システムなどを事前に理解しておけば、初めての方でも安心してドライブを楽しめます。特に旧市街では道路が狭いため、コンパクトカーを選び、時間に余裕を持った旅程を立てるのがおすすめです。
基本ルール
車は右側通行・左ハンドル
日本とは逆で、車は右側通行・左ハンドルです。
特に運転開始直後や駐車場から出る際は、日本の感覚で左側へ寄ってしまわないよう注意しましょう。
制限速度
標識がない場合の一般的な制限速度は以下のとおりです。
| 道路 | 制限速度 |
|---|---|
| 市街地 | 50km/h |
| 一般道 | 90km/h |
| 自動車専用道路 | 100km/h |
| 高速道路 | 120km/h |
都市部では30km/h規制の道路も増えています。速度取締りカメラも多く設置されているため、制限速度を守って走行しましょう。
シートベルトは全席で着用義務
運転席・助手席だけでなく、後部座席を含む全員にシートベルト着用義務があります。
子どもは年齢・身長に応じたチャイルドシートを使用しなければなりません。
飲酒運転は厳しく禁止
法定アルコール濃度は0.5g/Lです。
日本より基準は緩やかに見えますが、違反すると高額な罰金や免許停止の対象になります。旅行中は**「飲んだら運転しない」**を徹底しましょう。
スマートフォンのながら運転は禁止
運転中にスマートフォンを手に持って操作することは禁止されています。
通話する場合はハンズフリー機器を利用しましょう。
日本人が特に注意したい交通ルール
ラウンドアバウト(環状交差点)が非常に多い
ポルトガルでは交差点よりもラウンドアバウトが一般的です。
基本ルールは
- すでに環状内を走行している車が優先
- 入る前に十分減速する
- 出口へ向かう際にウインカーを出す
最初は戸惑いますが、速度が低く事故も起こりにくい交差点です。
右側から来る車が優先
信号や標識のない交差点では、右側から来る車が優先になります。
住宅街などでは標識が少ない場所もあるため、交差点では必ず減速しましょう。
市街地の石畳は滑りやすい
リスボンやポルトなど歴史地区では石畳(カルサーダ)が多く見られます。
雨の日は特に滑りやすくなるため、
- 急ブレーキ
- 急ハンドル
- 急加速
は避けるようにしましょう。
高速道路(アウトエストラーダ)の利用方法
ポルトガルの高速道路は非常に走りやすく、都市間移動では積極的に利用するのがおすすめです。
ただし、有料道路が多く採用されています。
電子料金システムに注意
ポルトガルには
- ゲートで料金を支払う高速道路
- 料金所がなく電子的に課金される高速道路(Electronic Toll)
の2種類があります。
レンタカー会社では**Via Verde(ビア・ヴェルデ)**という車載機を貸し出していることが多く、利用すると通行料金が後日まとめて精算されます。
予約時または車の受け取り時に、利用方法を確認しておくと安心です。
駐車するときのポイント
都市部では路上駐車もありますが、
- 青線エリア(有料駐車)
- 地下駐車場
- コインパーキング
を利用するのがおすすめです。
リスボンやポルトの旧市街は道幅が非常に狭く、一方通行も多いため、観光中は郊外の駐車場へ停めて徒歩や公共交通機関を利用すると快適です。
ポルトガルで運転する際のポイント
1. 旧市街ではコンパクトカーがおすすめ
ポルトガルの歴史地区は道路が狭く、小回りが求められる場面が多くあります。
レンタカーは大型車よりもコンパクトカーのほうが運転しやすく、駐車もしやすいためおすすめです。
2. 高速道路を利用すると移動時間を大幅に短縮できる
リスボン〜ポルト、アルガルヴェ地方などの長距離移動では高速道路が便利です。
通行料金はかかりますが、一般道よりも快適で時間を大きく節約できます。
3. ガソリンスタンドはセルフサービスが主流
多くのガソリンスタンドはセルフサービスです。
給油後に店内で支払う方式や、先払い方式を採用している店舗もあります。
レンタカー返却時は契約した燃料ルール(満タン返しなど)を確認しておきましょう。
4. 車両受取時・返却時は必ず写真を撮影
レンタカーを受け取る際は、
- ボディ
- ホイール
- フロントガラス
- バンパー
などをスマートフォンで撮影しておくと安心です。
返却時にも同様に記録を残しておくことで、万一のトラブル防止につながります。


